スレート、コロニアル
スレート屋根、コロニアル、カラーベスト
の組成、性能、耐用年数/住宅屋根用化粧スレートの全て。劣化の原因、雨漏りの仕組み、リフォームの方法、修理について。画像、文章から各ページへジャンプ
2021年末までは、スレート、コロニアルの上に同じスレート材、コロニアル材を重ね葺きをする工法は、メーカーが認めていません。不可能ではないですがメーカー(KMEW)は材料保証をしません。雨漏りになっても責任を持ちませんということでしょうか?
2022年3月には、スレート材料の製品保証は新築物件だけとなりました。KMEWのスレート材の製品保証がリフォーム物件には付きません。
スレート屋根の葺き替え時期はいつなのか?築20年を超えた屋根の塗装で寿命は延命できるか?葺き替えるとしたら、工法は何にするべきか?カバー工法?スレートの劣化原因、耐用年数は?
スレートの葺き替え相場は?撤去費用、カバー工法の工事相場、撤去工法のメリット、カバー工法のデメリットもあわせて考察します。スレート屋根のリフォームについての全般。
スレート屋根、材料、工事全般の記事:スレートトップページ
スレート屋根を葺き替えるとき、スレート材を撤去して工事を進める方法(撤去工法?)とスレートの上から工事を進めるカバー工法があります。どちらにするか?考える参考情報を提示します。決めるのは、お客様です。有益な情報、考える道筋をお知らせ。
カバー工法か撤去か?/スレート屋根の葺き替え工事
スレート屋根トップページからリンクもあり。
前節、スレート屋根の葺き替え工事をカバー工法にするか?撤去工法にするか?その判断は費用、価格は大きな問題です。具体的な見積を貰う前におおよその費用を知ってください。
そもそもカバー工法を選ぶのは費用が安くなるからです。ではどれくらい安くなるのか?
そしてどの屋根屋から見積をもらうのか?どの業者を選んだら良いのか?非常に重要です。選択を間違えないように、慎重に選んでください。まずは価格、相場。
スレート屋根葺き替え工事例、施工費用概算
築34年のコロニアル(スレート)屋根、雨漏り発生でしたが、棟部分からの雨漏り、本来なら棟部分のルーフィング修復、棟板交換、棟板金の交換で部分修理の案件ですが、施主様の要望により、ガルバリウム鋼板でのカバー工法工事でした。築34年、2012年工事ですので、アスベスト入の屋根材です。写真でスレートの劣化を見てください。棟板金のサビも見てください。消費税5%の時代です。
築26年ですが、スレートの劣化は割れ、ヒビが多く葺き替え希望の工事案件。シングルの部分もあり、混合の屋根です。シングル部分は勾配が緩く縦葺きの屋根材を使うべき箇所ですが、縦葺きの屋根材は希望されず、同じシングルでの葺き替えになりました。シングル(アスファルトシングル)も勾配は2.5寸以上欲しいところです。
ガルバリウム鋼板は当時の材料で横暖ルーフ/きわみ、一部写真に使用した屋根材の写真を載せておきました。切れ端のものですが、標準断熱材、裏のアルミカバーなどの写真も掲載です。
やってしまいたくなる施工方法:施工の不良があったスレート屋根、ちょっと見ただけでは良く分からない施工の不具合です。クイズみたいな施工。ガルバリウム鋼板は、断熱材のないヒランビー/稲垣商事を使用。断熱材が標準でないガルバリウム鋼板材は、この稲垣商事のヒランビー、さいわいルーフのガルバリウム鋼板、日新製鋼(今は日本製鉄が吸収合併)の横葺きの材料等があります。
断熱材がないガルバリウム鋼板は断熱材がある材料より少し安めです。
屋根葺き替えのお仕事ではなく、コロニアルNEOにヒビ、欠け、色の変色等不具合の相談ががあり、近くのお客様だったので、訪問しました。保証期間内の築8年目でした。もちろん建築会社とは協議はしているところでしたが、ヒビ、割れによる雨漏りを心配されていました。
築8年ではルーフィングはまだまだ大丈夫なので、すぐには雨漏りはしないと安心してもらったのですが、一番疑問なのは、変色です。写真参照。
変色が一枚一枚別々に綺麗に一枚ごとに色が違っています。経年変化で変色したとは思えない変化のしかたです。色がこんなに違うのは、製造年の違う材料が混合しているのか?パッチワークのように、変色したというよりは、元々色の違う材料を施工したのでは?と疑ってしまいます。
アスファルトシングルではワザと色の違う材料でグラディエーションをもたせた施工方法もありますが、それとはまた違ったものです。
実際に契約を頂いた、ひとつのお薦め施工例です。工事は、スレート屋根の葺き替えです。スレートを撤去して、屋根材は石粒付鋼板、ルーフィングはニューライナールーフィング、工法は通気工法でした。
これの屋根材の選択、工法のメリットは・・・・
カバー工法を検討しているお客様にときどき質問されることですが、「ガルバリウム鋼板を屋根に追加すると、100㎡で500Kgの重量増になりますが耐震は大丈夫ですか?」というものです。・・・その回答は?
スレート材のカバー工法が出来ない訳/スレート材を薦めない理由
これも時々聞かれることで、調べてみました。屋根屋が請求する処分の費用と廃材の処分場が屋根屋に請求する(契約している場合もあります)金額は違っていて、ここに運搬費用が屋根屋さんは加算しますし、儲けもあります。
Web上での調査ですが、処分する業者の受け入れ価格を調べてみました。
スレートの葺き替え工事費用:サンプルの屋根を用いての概算
スレート、コロニアル、カラーベストのカテゴリは以上です。