トタン屋根

トタン屋根の葺き替え方法・価格相場/トタンのカバー工法

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トタンは材料の名前、「瓦棒」「立てハゼ」は屋根の形式

屋根の傾き・勾配が緩いと雨水の流れが悪く水が滞留します。(雨仕舞が悪いと言います)数字では2.5寸より傾きが緩いと縦葺きの屋根材を使うことになります。具体的にはトタン、縦ハゼなどです。一番良く使われてポピュラーなのはトタンの屋根です。

トタン屋根の「トタン」は材料の名前で溶融亜鉛メッキ鋼板の別名です。亜鉛メッキ製品にはいろいろなところに使われていて、建設関係の材料として亜鉛メッキ鋼板を「トタン」と言っています。このメッキの方法は高温に溶けた亜鉛層に材料を付けてメッキをするという方法で高温の亜鉛と鉄が合金層を形成し、鉄と亜鉛が強く結合します。この為メッキは剥がれることはありません。経年変化によってメッキが痩せていくことで劣化していきます。屋根材としてはガルバリウム鋼板にその座を譲りましたがまだまだ多種多様な場所で活躍しています。

 

トタン屋根の例、瓦棒

トタンの屋根例

瓦棒、トタン屋根

 

縦葺きの「縦ハゼ」瓦棒に似ている

立ハゼ写真02

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トタン(亜鉛メッキ)の利点、優位な機能/犠防食機能

トタンは塗装や電気メッキにはない鉄との合金層を形成し鉄を長期間サビさせない機能の他に、「犠防食作用」があります。トタンのメッキ層に傷がついて鉄成分が露出したら、鉄よりイオン化傾向の高い亜鉛イオンが鉄が酸化するより早く鉄の露出部分に酸化亜鉛の層を形成し鉄を守ります。亜鉛イオンは次々に重なり合い決してトタンの基材である「鉄」を酸化させません。この機能、作用があるためにさらに強固に鉄の酸化、サビの防止します。トタンは、優れたメッキ方法である溶融亜鉛メッキの材料なのです。

トタン屋根、トタンは仕上材の名前で、正式には溶融亜鉛メッキ鋼板、鉄の板を亜鉛メッキした鋼板です。缶詰などに使われているのは、スズメッキのブリキ、ガルバリウム鋼板は、亜鉛+アルミ+シリコンの合金メッキです。

トタン屋根は、屋根の形式から言うと「瓦棒」という名前で呼ばれています。今はトタン=溶融亜鉛メッキ鋼板は、ガルバリウム鋼板に置き代わっています。昔はガルバリウム鋼板が高かったのですが、最近ではトタンと同等の価格で施工が出来ますので、トタンの生産は少なくなっています。トタン屋根の修理、葺き替えではガルバリウム鋼板を使って工事がなされています。

 

何故、瓦棒という屋根の形式があるのか?

瓦やスレート、セメント瓦などがある時代に何故トタン、瓦棒があるのか?一番の理由は、屋根の勾配です。雨を良く流し、雨仕舞の良いのは急傾斜の屋根です。屋根の傾斜が緩い屋根しか出来ない、デザイン上、高さ制限をクリア出来ないとき等、2.5寸以上の傾斜が取れないとき、スレート、ガルバリウム鋼板、石粒付鋼板などは施工が出来ません。瓦の場合は最低でも4寸の勾配が必要です。

その為に緩勾配でも充分な雨の排出、雨仕舞が確保できる屋根形式が「瓦棒」です。縦葺きの仕上材で、棟から軒先まで何も障害物、段差、水の流れを阻害するものがありません。非常に水の流れのスムースな構造になっていて、緩勾配の屋根でも瓦棒が施工できます。1寸以上あれば可能。

また、施工価格も低コストで工事が可能なのも魅力の要因ではあります。縦葺きの屋根材には、この他に立ハゼというものもあります。

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トタン屋根の断熱性能

トタンやガルバリウム鋼板の平板は0.35m/mの非常に薄い鋼板ですので、断熱性能はありません。トタンの屋根が暑いのはこのためです。ガルバリウム鋼板の瓦棒も同様で断熱性能はありません。断熱材のないガルバリウム鋼板(厚さ:0.35mmはトタンも一緒)屋根の施工した中の温度変化を測定しました。

 

トタンの断熱性能試験 温度試験

いろいろな屋根材の断熱性能を測定する為に測定専用のBOXをつくり、床、外周を100mmの断熱材で囲い屋根部分だけ材料を交換できるようにしたものです。ここに断熱材なしのガルバリウム鋼板を施工して、勿論下地材+ルーフィングをしてガルバリウム鋼板です。これと気温との比較グラフです。BOXの中に電子式温度計を設置して真夏の一日の温度変化を記録したものです。

この専用BOXには屋根裏がないので、屋根で受けた熱がダイレクトに中に伝わるような構造ですので実際の住宅の構造とは若干違いますが、それでもかなりの温度になることがお分かり頂けると思います。

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トタン、ガルバリウム鋼板、金属材料の寿命

金属の屋根材、トタン、ガルバリウム鋼板などは、錆びることで劣化していきます。ですので塗装層のメンテ、塗装を続けていれば、トタンやガルバリウム鋼板にサビはできませんので鋼板の寿命は更に拡大します。つまりは鉄部分の露出を防げば表面はサビないので、半永久的に使い続けられるということです。塗装、メンテを全くしないと、トタンは6~7年程度で穴があくこともあります。

メンテを全くしない場合は、トタンは持って10年程度と思って良いと思います。勿論これ以上長いこと使っているトタン屋根は数多くあります。ガルバリウム鋼板はメンテを全くしなくても、最低25年は穴があいたりしません。ベツレヘムスチール社の耐用年数実験が証明しています。

既存のトタン屋根を葺き替えるとき、その屋根材はトタン(溶融亜鉛メッキ)ではなく現在ではガルバリウム鋼板を使用します。

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トタン屋根・瓦棒の雨音と対策

実際の住宅の屋根の下には、天井裏があり、天井がありトタン屋根、瓦棒の屋根の直下で雨音を聞くことはないと思いますが、その音は結構な大きさです。実験BOXの屋根の真下40cmぐらいのとこで録音した雨音(実際はシャワーの音)はこのくらいの雨音になります。

トタンの雨音:

通気工法:(仕上材はガルバリウム鋼板)の雨音:

通気工法の場合は、シャワーの量をかなり絞ったのでは?と疑われるくらい雨音が小さくなっています。降らせた水の量は測定したら約60mm/時、50mmを超えたら大雨で大型の台風並、30mmを超えると災害の危険が増し、50mmになるとがけ崩れ、山崩れなどで避難準備をしなければならないレベルです。それを超えての量ですので大雨です。

このように、トタン屋根の葺き替えにはカバー工法が断熱効果の意味でも雨音の軽減の意味でも効果の高い工法だと言えそうです。トタン屋根の葺き替えには是非これらの工法が得意でリーズナブルな価格で施工ができる屋根工事お助け隊まで、宜しくお願いします。

 

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トタン屋根の葺き替え工事/普通、従来のやり方

トタン・瓦棒の葺き替えは、トタン(溶融亜鉛メッキ鋼板)を全て撤去、古いルーフィングも撤去して、その下にある桟(これが瓦棒と言われる所以?)も外して、下地の状態になります。下地を確認して、もし下地材が部分的に劣化していたら、その部分のコンパネを1枚とか2枚とかの交換をして、下地を綺麗にします。

ここから新たに今はガルバリウム鋼板での瓦棒葺き替えです。ルーフィング+桟+ドブ部分、カッパ部分(桟のカバー)+カッパ部分の蓋、その他の役物(棟、壁の取り合い、軒先等)の施工で完了です。

因みに、ドブ部分、カッパ、棟板金、軒先など金属部分は全てガルバリウム鋼板です。

ドブ&カッパ部分の写真

瓦棒の構造、横から:

トタン屋根の構造、ドブ&カッパ部分

桟、芯木の高さは、35mm程度ですが、水、雨水がこの高さまで上がって来ないと水は、内部に侵入できません。どしゃぶりの雨でもここまで水が上がって来られるか?難しいと思います。しかも、水の流れる方向は、芯木に対して並行に流れて行きます。屋根材は、棟から軒先までつなぎ目が無いように施工し、ドブ部分には固定用の釘を打ちませんので雨の滞留が無いですし、仕上材の隙間もないので、ルーフィングに雨が侵入することも無いのです。瓦棒はここが最大の良いところで、雨仕舞のかなり良い形式になります。

更に、瓦棒の仕上材(昔はトタン、今はガルバリウム鋼板:耐用年数25年以上)が錆びて穴が空かないように再塗装を繰り返せば、原理的には雨の侵入はありません。スレートや瓦などのように材料の隙間から雨の侵入があることを想定した屋根ではなく、緩勾配でも施工できる密閉性の優れた屋根なのです。

 

ガルバリウム鋼板での瓦棒施工

トタンの代替品であるガルバリウム鋼板平板は現場にロール状で納入されて織り機で加工されます

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トタン屋根、瓦棒の葺き替え方法3つ

トタン屋根、瓦棒屋根の葺き替えは:

  1. トタン等下地材以外を撤去後、再びガルバリウム鋼板で瓦棒施工
  2. 最も費用の安い/トタンの簡易カバー工法
  3. 断熱性能の高い/トタンの通気カバー工法

があります。

1:レギュラーな工法で、下地が相当に傷んでいてカバー工法が出来ない場合はカッパ部分、ドブ部分、棟、軒先部分などのトタン材料を全て撤去します。

下地も劣化している場合は下地材も撤去することがあります。屋根の骨組みからの場合は、下地材(コンパネ)、ルーフィング、仕上材を施工します。普通の葺き替え方法です。

屋根が緩勾配の場合は、同じ瓦棒形式での工事になり、2.5寸以上でしか使えない他の屋根材は、雨仕舞の関係で施工できません。現在瓦棒形式の工事には、トタンではなくガルバリウム鋼板を使用します。価格も殆ど同じになっていますので、トタンを使う理由がありません。

 

2:簡易カバー工法、トタンを剥がさずそのまま、トタンの上から新しい材料を被せる工法です。今はガルバリウム鋼板を施工するのが一般的で、既存のトタン材とガルバリウム鋼板との間に金属同士が接触しないように保護シートやルーフィングを施工します。

 

3:既存の瓦棒の上に下地材(コンパネ・合板)を施工、ルーフィング、仕上材を施工するカバー工法。屋根材は、勾配が2,5寸以上あれば、ガルバリウム鋼板横葺き、石粒付鋼板、アスファルトシングルなどが施工可能です。2.5寸未満の緩勾配の屋根では瓦棒か縦ハゼしか選択できません。

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2の方法:最も低コストなトタンの簡易カバー工法

カバー工法でも一番簡便な屋根葺き替え方法で、トタンの上からルーフィングを張り、ガルバリウム鋼板の平板を施工していく工事方法です。トタンの撤去費用、廃材処理が不要です。

今やトタン(溶融亜鉛メッキ鋼板)よりガルバリウム鋼板のほうが安いくらいに普及したガルバリウム鋼板ですが、瓦棒形式にも良く使われます。トタンや下地に大きな異常、劣化がなければ、簡易カバー工法、ガルバリウム鋼板の平板でこの工事ができます。

既存のトタンの上から防水材であるルーフィングを張り、ガルバリウムの平板を瓦棒形式に加工したものを施工していきます。材料費、施工費のあまりかからない施工方法です。施工概算価格リストは下に記載しまました。

ドブ部分の施工

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トタン葺き替え:簡易カバー工法の施工価格概算表

サンプルの家を使って、瓦棒の簡易カバー工法の工事概算を出してみます。

使用するサンプルの家:

建坪:17.5坪(56㎡)、2階建て、4LDK
屋根:トタン葺き、面積:91㎡
1階に屋根はない総二階の家
勾配:6寸、1,2階の延床:100平米
足場必要量:228平米(4方囲む形)

トタンの葺き替え屋根

葺き替え項目金額・費用単価単位数量備考
税抜き工事計¥ 784,000
内訳:
カッパ(棒部分)撤去費¥30,000一式剥がし&廃材処理費用
ルーフィング施工費用¥54,600¥60091普及品のルーフィング
瓦棒本体施工費用¥409,500¥4,50091本体:ドブ&カッパ新設
その他部品施工費用¥70,000棟、軒先、けらば部分
足場設置&解体費用¥182,400¥800228
屋根工事の小計¥ 746,500
諸経費(工事費の5%)¥37,000

この価格は参考価格であって価格の保証値ではありません。あくまでも概算の金額です。正確な費用は、現地調査の後見積を貰ってください。

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解説:

旧トタン屋根のカッパ部分(棟部分の板金、他必要な部分の撤去を含みます)概算ですので、他に大きな撤去部分があった場合は費用は加算されます。ルーフィングはドブ部分に沿って、桟木(瓦棒)をまたぐように、部分部分にセパレートして施工されます。屋根が複雑な形状なら追加の費用が必要になるかもしれません。(サンプルの屋根は切り妻でシンプル)

瓦棒本体とは、ドブ(底の広い部分)とカッパ(桟をカバーする材料)を合わせて瓦棒本体と言っています。ドブ部分は、棟から軒先まで、つなぎ目のない1枚板を使います。両端を折り曲げて桟と桟の間に設置します。ドブの両端を折るのに専用のジグ(器具)を使います。

その他の役物・部品は、棟板金、軒先、ケラバ等です。足場はおおよその数量になります。工事計は税抜きの価格で10%の消費税が加算されます。

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3:夏の暑さ対策にトタンの通気工法

3の通気工法は夏の暑さを少しでも和らげる瓦棒の通気工法です。下地を二重にして、間に桟木をかまし、自然に熱を排出する工法で、コストもあまりかかりません。

 

通気工法、下地を張ったところ

 

重ねる部分の断面を切ってみると、下のように施工されます。既存の瓦棒屋根に2つ目の瓦棒を施工するイメージになります。既存の瓦棒が、状態が良いものと確認できたら、本体は、下地材+桟木+ルーフィング+ドブ部分のガルバリウム鋼板+被せるカッパ部分と順に施工します。

ルーフィング、ドブは、桟を避けてるように折り曲げて施工です。桟部分の施工の様子、拡大図は上の方に示しています。

トタン通気工法

夏屋根で熱せられた温かい空気は、空気層を通って軒先から棟へ上昇し、棟換気で外に排気されます。換気棟が必要になります。これを自然換気と言って熱を滞留させず空気層には、外気温と同じ温度の空気が入り込ます。屋根の自然空冷です。

トタンでの実験はしていませんが、ガルバリウム鋼板での通気工法の温度実験が参考になると思います。トタンもガルバリウム鋼板も表面は、金属なので、真夏の日中の表面温度は、80度以上になることもしばしばです。これらの室内温度の比較をやってみました。

トタン屋根の棒(35mmほど出ている棒部分)を利用して、下地を二枚で空気層をつくり、断熱性能を向上させた方法です。実は、空気は優秀な断熱材として使え、しかもお金がかかりません。この空気層で金属屋根材の熱くなった空気をゆっくり棟から自然通気することにより屋根の温度を下げる効果があります。この効果の実験データも掲載します。

通気工法とガルバリウム鋼板の温度比較

 

実験は、2つの同じ断熱性能の実験BOXを用意し、ひとつは、ガルバリウム鋼板:ニチハの横暖ルーフαS(断熱材あり)の屋根、もう一つは、通気工法でのガルバリウム鋼板:アイジー工業のスーパーガルテクト(同断熱材あり)での真夏下での 6:00~16:00までの温度特性の測定グラフです。

茶色のグラフが、気温を測定したものです。赤色のグラフが、通気工法を使ったガルテクトの実験グラフ、青色グラフが、横暖ルーフαSのグラフになります。通気工法のグラフは完全な断熱とはいえませんが、気温よりは低い温度特性になっています。実験の条件としては、同じ断熱性能の実験BOX、ガルバリウム鋼板を使っていて、違うのは通気工法か普通の施工方法です。

通気工法の断熱性能は、エアコンのように涼しくはありませんが、一定の効果があると考えます。ただし、この温度でお客様が満足するかは別問題で、温度が上昇する過程では、気温より5度程度、低めではありますが、気温と同程度の最高温度になりますので、効果を実感できるか?人により違ってくると思います。

トタンの場合に通気工法を採用すると(これはトタンのカバー工法と言えるかもしれませんが)同様な効果が期待できると思います。2つのガルバリウム鋼板には断熱材がありますが、トタンには断熱材がありません。

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3のトタン屋根の通気工法、葺き替え例

実際の瓦棒の通気工法工事:2枚目の下地材を施工中:

通気工法、下地を張ったところ

旧トタン屋根に断熱シートを張り、コンパネ(新しい下地材)を施工、この上に更に新たな瓦棒を施工します。通気工法はカバー工法の一種です。

瓦棒通気工法

下地材のにルーフィング、瓦棒(まさに棒です)、ドブ部分のガルバリウム鋼板を施工、棒部分にかっぱ部分を被せて完成になります。トタン屋根の(瓦棒の)二重構造です。

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トタンの葺き替え/通気工法の概算費用

サンプルの家は簡易カバーのときと同じものを使って計算です。

工事項目金額・費用単価単位数量備考
税抜き工事計¥ 847,000
内訳:
下地施工¥ 182,000一式91既存のトタンの上から
ルーフィング施工費用¥ 54,600¥60091普及品のルーフィング
桟木施工費用¥ 91,000¥90091瓦棒のこと
瓦棒・ドブ&カッパ施工費用¥ 409,500¥4,50091本体:ドブ&カッパ新設
その他部品施工費用¥70,000一式本体以外の部品
屋根工事の小計¥ 807,000
諸経費(工事費の5%)¥ 40,000

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トタンを撤去しガルバリウム鋼板での再生工事

1のオーソドックスな葺き替え方法の工事価格:

トタンを撤去し、新たな瓦棒屋根をガルバリウム鋼板で再生する工事になります。上の写真の場合は、勾配がゆるいので横葺きの材料は使えませんでした。勾配が2.5寸以上あれば横葺きの材料が使えます。

トタンを撤去して、下地材が見えてきます。ここからは重ね葺きと同じ過程ですが、違いはカバー工法は必然的に下地材と仕上材とに隙間が出来、通気ができるものですが、トタンと棒を撤去してしまうと普通の下地材からの屋根葺き替え状態になります。このあと施工できるお薦めの仕上材は、勾配が2.5寸以上あれば、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、アスファルトシングルが施工可能です。

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トタン撤去+ガルバリウム鋼板での葺き替え費用

工事項目金額・費用単価単位数量備考
税抜き工事計¥ 827,000
内訳:
既存トタン撤去費¥163,000一式91既存のトタンの上から
ルーフィング施工費用¥ 54,600¥60091普及品のルーフィング
桟木施工費用¥ 91,000¥90091瓦棒のこと
瓦棒・ドブ&カッパ施工費用¥ 409,50091本体:ドブ&カッパ新設
その他部品施工費用¥70,000本体以外の部品
屋根工事の小計¥ 788,000
諸経費(工事費の5%)¥ 39,000

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参考:トタン屋根・瓦棒の利点2つ目

それは、建築費です。同じ二階建ての家でも屋根の勾配を急にすると、二階の天井と屋根との間が広くなり、建築材料が多くなりコストがかさみます。逆に屋根の勾配を緩くすると、建築コストが安く済むのです。しかし、屋根の勾配を2寸5分より緩勾配にすると、瓦はもちろん、コロニアルやガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板も施工できなくなります。

緩勾配で、スレートやガルバリウム鋼板、アスファルトシングルなどを施工すると雨がスムーズに流れず、雨仕舞が悪化します。それで、緩勾配の屋根に雨仕舞の良い、トタン屋根が使われるのです。トタン屋根は言ったように瓦棒といって、縦方向に継ぎ目のない屋根で、縦葺きの屋根と言います。因みに横葺きには、スレート、ガルバリウム鋼板、アスファルトシングルがあります。

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瓦棒、トタン屋根を他の屋根材で葺き替える条件とは?

瓦棒の屋根、トタン屋根の勾配が、2.5寸以上あれば、他の屋根材で葺き替えることができます。この場合は、簡易カバー工法は使えず、瓦棒の材料を撤去する方法か、瓦棒の上に下地材を施工して、ルーフィング+他の仕上材を施工する方法があります。

詳しくは、トタン屋根:他の屋根材にする費用、条件、材料を見てください。

 

3種類の葺き替え方法まとめ

■瓦棒の簡易カバー工法は、トタン屋根をできるだけコストを掛けずに葺き替える方法で、3つのうち最も安価な金額でできる方法になります。

■通気工法は瓦棒だけのものではありません。勾配の条件がクリアされればガルバリウム鋼板、石粒付鋼板、アスファルトシングル等横葺きの材料も施工が可能です。

 

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