屋根葺き替えお助け隊のロゴ

屋根葺き替えを成功させる為の知識、知恵

屋根の葺き替えは何をする工事か?

屋根葺き替えは具体的に何を工事するのか?何を取り替える、葺き替えるのか?一般的には屋根は骨組みがあり、その上に下地材、防水材、仕上材があります。この防水材と仕上材を撤去し新しいものに交換する工事を言います。屋根が古く下地材も劣化している場合は下地材も交換することもあります。

葺き替え工事を依頼する業者・会社選びのポイント

屋根葺き替え業者に見積を依頼するとき、その業者が説明すること、工法、材料などいろいろなことを言います。その言っていることが正しいのか?本当のこと、納得できることを言っているのか?が重要です。少しでも疑問があったらメモして別の業者に聞いてみるのも手です。地道ですがこれが屋根葺き替え工事の成功の近道です。価格、費用も含めて納得しない業者に依頼してはいけないと思っています。

葺き替えの見積をとるときの注意点

見積は複数の会社に相見積を取ってください。1社で決めるのは危険です。工事費用は最も重要なことです。そして相場の価格(このサイトに多く載せています)というものがありますので、それが段々わかってきます。またいろいろな屋根屋の話を聞けばどの工法が良いか、どの材料が自分に合っているかがわかってきます。お勉強です。そしてその良し悪しの判断となる基礎の情報がこのサイトにあります。ページ数が多いですが、是非読んで身につけてください。騙されることや、業者の誘導に負けない知識と知恵がつくはずです。

業者選びのポイント/葺き替えに施工する重要なこと

依頼してはいけない業者とは?/そんな会社があるのか?

あります。

その筆頭が、訪問業者です。全ての訪問業者が良くないとは言いませんが、お客様から相談される業者は良くない、価格の高い訪問業者ばかりで、相場の費用で良い仕事をした訪問業者の話を聞いたことがないですし、会ったこともありません。多分一生会わないと思います。それは下のグラフをみれば明らかで、相場の価格で工事をする訪問販売業者は存在できないことが理解できると思います。

会社ごとのマージングラフ

実際に屋根葺き替えの工事をする業者は、屋根屋さんですが、工務店、建築会社、リフォーム会社は下請けとして屋根屋に工事をやらせます。訪問会社は更に仕事を取ってきた営業に報酬を与えます。そして訪問会社自身も分前を取るのです。屋根屋より安く、相場の費用で仕事ができないのです。高いなるのは当然です。葺き替えは屋根屋に直接依頼するのが費用の面ではベストというのが理解できます。

親切で物腰の低い業者は良い業者か?

お客様から契約してから、費用がどうも高いのでは?と相談されることもあります。それは多くが訪問販売業者なのですが、お客様は「親切そうな良い営業さんだったのに・・・」と良く言われます。騙されたとは言い過ぎでしょうか?そのお客様に相場を伝えるとがっかりされます。でも物腰の柔らかい親切な営業でなければ、訪問販売で成績を上げることはできません。居丈高で無愛想な訪問販売業者は存在しないです。たとえいても契約が取れず早々に首になっていると思います。

お薦めの葺き替え業者は?

タイトルにも書いてありますが、良い業者、施工業者は、屋根専門の施工業者(屋根屋)で且つ相場できちんと仕事をしてくれる業者です。言うのは簡単で誰でもわかることですが、重要な2つのポイント

1:屋根葺き替えを適正な費用でやる屋根屋を見つけること

2:きちんと仕事をしてくれる信用できる屋根屋を見つけること

を満足する業者を探さなくてはなりません。そのためにこのサイトでは、価格、費用のこと屋根材、工法、信用できる屋根屋とは?などをお知らせしています。

 

屋根の葺き替えの適正費用/屋根葺き替えの相場

葺き替えの工事費用の適正価格は、お客様からみれば安ければ安いほど良いに決まっていますが、屋根屋からみれば、儲けのない仕事をしていては会社が潰れます。下のグラフは各業者の見積金額を件数ごとにプロットしたものです。(2017年調査)

ガルバリウム鋼板相場価格

一番工事の件数として圧倒的に多い、スレート屋根のガルバリウム鋼板によるカバー工法工事、このガルバリウム鋼板での本体の施工価格の単価を調査したものです。屋根葺き替えの費用相場として重要視しています。 >>>

ガルバリウム鋼板に葺き替え/カバー工法の費用

年間を通してスレート屋根の葺き替えに関する相談は、お助け隊全体の70%を超えます。最も葺き替えの多い案件になっています。そしてこの工事の施工相場の質問が最も多い質問です。自分の家の屋根葺き替えの概算費用はどのくらいなのか?その基礎資料が上の相場感です。横軸は価格でスレート屋根のカバー工法の見積、概算、Web上の価格、お客様からお聞きした費用、提携業者の見積、契約になった費用などで統計をとりました。相場とは平均の価格ではなく、一番多い価格帯をお助け隊の相場感としています。

ここでは、横暖ルーフSとスーパーガルテクトなど断熱材のついた新しいガルバリウム鋼板、SGLが最も多く、㎡あたり¥6,500程度が相場のようです。もちろん断熱材のない低コストのガルバリウム鋼板を使うこともあり、これが低い価格になっています。トタンの葺き替えは入れていません。

>>> スレート屋根の葺き替え費用、相場

石粒付鋼板・ジンカリウム鋼板の葺き替え費用

宣伝の効果かもしれませんが、最近とみに契約数が増加しているのが、石粒付鋼板、石粒付化粧鋼板と言われている屋根材です。耐用年数が50年(メーカーの言い分)、保証30年の屋根材では最も長い保証になっています。(瓦は保証がありません)この石粒付化粧鋼板、ジンカリウム鋼板とも言っていますが、弊社の屋根屋はガルバリウム鋼板とそんなに変わらない費用で施工ができます。

>>> 寿命50年ジンカリウム鋼板の葺き替え費用(石粒付鋼板)

 

トタン・瓦棒の葺き替え費用、相場

勾配が2寸5分(2.5寸)より緩い屋根には横葺きの材料が雨仕舞の理由で施工できません。瓦も同じです。そこで緩勾配にはトタン・瓦棒が多様されています。現在はトタン(亜鉛メッキ鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板)に代わってガルバリウム鋼板が使われています。ガルバリウム鋼板は基本的には耐用年数25年以上のトタンより遥かに優れた屋根材です。その工事費用をお知らせします。

>>> トタン・瓦棒の葺き替え施工費用(簡易カバー工法)

>>> トタン屋根のカバー工法葺き替え費用

 

瓦、和瓦の葺き替え費用、相場

瓦の葺き替え相場は一番難しいものと思っています。瓦の屋根を新しい瓦で葺き替える、あるいは既存の瓦での葺き直し工事の件数が激減しています。何故なら地震の影響で耐震の為に重い瓦を撤去して軽い材料に葺き替えるお客様が非常に増えているからです。

それでも、耐用年数については、瓦に及ぶ屋根材は21世紀になった現在でも他にありません。この施工費用の相場は、全瓦連の下部組織の標準価格表を使っていますが、それよりかなり低価格でやってくれる提携の瓦さんもいて、他の地域にもいることがわかっています。ですから、全国的には標準価格が一応の施工相場と言わせてもらって、ある地域の方には、この提携の瓦屋の価格を案内しています。

>>> 瓦の工事;全国の標準価格

>>> 一部地域の相場、提携瓦屋の葺き替え価格

 

アスファルトシングルの葺き替え費用

あまり知られていないアスファルトシングルという屋根材が、アメリカを中心に発達しています。全米では、一般木造住宅の半数以上の屋根に使われていると言われているアスファルトシングル、耐用年数は20年程度ですが、工法を工夫して、雨漏りの遠因、原因になっている釘、ビスを全く使わない工法が使えます。これは他の屋根材ではできない方法です。その葺き替え費用もお知らせします。

>>> 雨漏りの原因、遠因を無くしたアスファルトシングル

 

スレート屋根の塗装工事

スレート屋根の塗装工事については、塗装するべきか、葺き替えかカバー工法かの相談が多いです。この質問は、スレート屋根の塗装の本当の意味、効果を知らないと、塗装屋の誘導にのってしまいます。塗装屋さんは自身の仕事欲しさにスレート屋根を塗装すればあと10年は持つと言い張ります。

でも10年持つとは、「塗装」が10年持つという意味で決して屋根が10年雨漏り、スレートの劣化から守り大丈夫という意味ではありません。試しにその塗装屋に10年大丈夫ということは、屋根を10年保証してくれますか?保証書を出してくれますか?と聞いてみてください。

決して保証書を出すとは言わないと思います。当たり前です。彼らの仕事は塗装であって塗装の保証はできますが、屋根全体の保証などできる訳がないのです。塗装の意味、役割を詳しく解説します。

>>> スレート屋根の塗装とは?

>>> スレート屋根の塗装は美観の回復のため、耐用年数の延長にはならない

 

良い仕事をしてくれる業者にたどりつく為に

次に良い屋根屋、葺き替え業者を見つける為に、業者の嘘、誘導を見抜く知恵、お客様が持つべき基礎知識などに役立つ記事です。

ある工事を想定しておのおのの業者が言っていることを聞いてください。どの業者が本当のことを言っているのか?いろいろな場合がありますが、ヒントになると思います。

リンク >>> どの業者が正しいことを言っている?

逆に良くない業者のこともお知らせします。

リンク>>> 良くない業者の手口、特徴

これも参考になります。

リンク>>> 見積をとる前にする8つのこと

結局良い施工業者は、ご自分の判断する知恵、知識、情報を総動員して判断するしかありません。誰かを信用してその人だけの言うことを聞くときっとその方に利用されかねないです。1社の屋根屋を信用してその業者だけの言うことを聞いていたら、きっと良いようにされます。屋根葺き替えのサイトを納得のいくまで読んで、業者の言うことを良く聞き、段々屋根工事のことが分かってきますので、知識、知恵を磨いて判断力をつけてください。

究極的にはそれしか良い方法はありません。いろいろお助け隊に質問してください。このサイトはこう書いてあるけど、この業者はこう言っているけど本当なのか?どれが真実か?どれが自分の屋根にとってベストなのか?と。 電話:0120-58ー1152まで、電話料金はかかりません。

工事のメリット、デメリットとは?

メリット:

屋根の耐用年数を引き伸ばすことができる

家のメンテナンスで屋根はかなり重要な箇所、雨漏りや結露などで家の劣化が進むのを防ぐ大事な工事です。雨漏りの予防という観点からも早いうちにメンテをすれば費用もかさむことなくメンテが可能です。屋根の耐用年数と屋根材の耐用年数は違っていて、瓦の耐用年数は60年ですが、その前に雨漏りが発生することもしばしば、雨漏りを最終的に防いでいるのは実は防水材です。この防水材の寿命はおおよそ20年程度と言われていますので、日頃から天井の状態、屋根の様子などを時々見ることが大事です。少しでも天井にシミ、屋根材に欠け、割れ不具合があったら屋根屋に点検してもらうことが被害を最小に抑えることになります。

家の外観をより綺麗に保つことができます

家のメンテ、屋根のメンテは、大きく2つの目的があります。1つは雨や風から家を守る。この機能を劣化させない為のメンテナンス。2つ目は一生をかけて購入した大事な家の外観を美しく保つことです。外観を綺麗に保つためにも屋根のメンテは必要です。屋根は家のかなりの部分を占める重要パーツです。

 

デメリット:

一時的な経費、出費になる

屋根のメンテナンスのデメリットは、大きなものは特にありませんが、強いていえばお金がかかります。大きなメンテナンスをする場合は予算の確保に時間と労力が必要な場合もあります。

いろいろ屋根のこと、業者のことに時間がとられる

どのようにメンテすれば良いか考える時間が必要、業者探し、屋根の多少の知識を得るためにお勉強をしなければなりません。

業者に高い費用を取られないか?工事に失敗しやしないか?屋根のことがさっぱりわからないので、不安になる。などいろいろ悩みが噴出する。

>>> そんなときは、まず屋根工事お助け隊;0120-58-1152までお電話を、親身になって相談にのります。

 

屋根葺き替えの基礎知識:屋根の種類と形

屋根のメンテナンスをする際に基礎の基礎知識です。屋根と言っても様々な形、形式、屋根材があり、ご自分の屋根にあった葺き替えをするのにその元となるものです。知らなくても工事は可能ですが、屋根屋さんとお話をする上でも知っていたいものです。

屋根の種類

ここでは、一番上にある屋根材、仕上材と言いますが、目に見える材料です。

ガルバリウム屋根

亜鉛、アルミニウム、シリコンの合金で鋼板をメッキしたトタンより錆びにくい屋根材です。ガルバリウム鋼板は、大手鉄鋼メーカーが製造し、ガルバリウム鋼板屋根材メーカーはそれを折ったり曲げたり、表面の処理、塗装をして屋根材にして販売しています。ガルバリウム鋼板の耐用年数、寿命は25年以上、2016年には次世代の製品として更に耐用年数の長い製品が開発されています。

石粒付鋼板・ジンカリウム鋼板

ガルバリウム鋼板の上に細かい石粒をアクリルでコーティングした材料で、耐用年数は50年、保証30年という現在の屋根材では最も長い保証期間を設定した屋根材になります。瓦は耐用年数は60年以上と長いのですが、メーカーの保証はありません。

 

スレート屋根

アスベスト(石綿、鉱物繊維)をセメントで高圧圧縮して成形した板状の材料。本来は天然の石を薄くスライスしたものをスレート材と言っていたが、アスベスト混入のスレート材が非常に広まり、こちらをスレート材と言うようになり、天然の石を使ったものを「天然スレート」と名前が変化しました。

 

トタン屋根・瓦棒

正確には、トタンは材料の名前で屋根の形式は「瓦棒」というものが正式な名称です。勾配の緩い横葺きの材料が施工できない場合に使われる屋根材です。現在ではトタン(亜鉛メッキ鋼板)に取って代わってガルバリウム鋼板が使用されます。ガルバリウム鋼板の瓦棒になることによって耐用年数も延びています。また瓦棒形式の屋根は縦葺きですが雨仕舞が良く、屋根材の隙間から雨が侵入し難い構造になっているのも特徴です。

瓦屋根

瓦の種類としては、釉薬を塗って焼く釉薬瓦、燻焼きの燻瓦、表面処理をしない素焼き瓦とあり、通称「銀黒」は酸化皮膜で表面を守っている燻瓦になります。今までの瓦屋根の工事の方法は釘などを使わない土葺きの工法から桟木に瓦の爪を引っ掛ける引っ掛け桟工法が一般でしたが、1995年の阪神淡路大震災で多くの瓦屋根が倒壊、破壊されたのをきっかけに、瓦を釘で固定する耐震工法「ガイドライン工法」がようやく発表され、これが瓦の標準工法になっています。

屋根の形、形状

屋根の仕上材に関係なく、屋根の形、形状で区別するものです。メンテナンスでは特に知らなくても屋根屋さんとお話できますが、ご自分の家の屋根の形状程度は知っていてください。代表的な、良く契約を頂くものです。

>>> 屋根の構造/屋根の部分名称:屋根葺き替えに必要な基礎知識

 

切り妻屋根

構造は簡単で日本では最も普及している屋根形状です。屋根の頂上から2方向の軒先方向へ屋根が流れ、基本形は屋根の2面と底辺で二等辺三角形を形成し、軒先が2辺、けらばというもう2つの辺を持った屋根です。比較的屋根の材料を効率的に使うことができるので、寄棟よりも経済的に工事ができます。

寄棟

屋根の軒先は4辺で、切妻のけらば部分を無くしどの屋根面でも平坦な面になっています。似た形に方形がありますが、方形には屋根の天辺に棟はありませんが寄棟には大棟があり、その長さはまちまちになります。横葺きの材料を施工すると、切妻より材料のロスが多く、材料費が多少かさみます。

片流れ屋根

一方から一方へ流れていく、単純な屋根形状です。和風の家にはあまり使われず主には洋風の家のちょっとおしゃれな屋根になります。または、工場、倉庫などにも施工がやりやすくコストをかけない作りの屋根に多く施工される屋根です。

方形屋根

寄棟に近い屋根で、寄棟の大棟が無く、屋根の天辺はポイントです。基本的に屋根面は4面で等しい形になっています。ですから上からみれば正方形の建物になります。

 

屋根の勾配とは?

傾き、勾配を表す方法を屋根では、寸を使います。1寸とは、割合で底辺が10だったら、1上がったその傾きです。下図に、5寸の勾配を示してみました。角度θで言うと、26.5度になります。

屋根の勾配の表示のやり方

この場合、底辺が10でその半分の5上がったその斜面の傾きを5寸と言っています。このときの傾きの角度θは26.5度となっています。三角関数からわかることです。そして、屋根の面積を出すのに必要なこの斜面の長さは、三平方の定理(ピタゴラスの定理)により、11.1となります。

具体的な数字を言うと、底辺10mで5m上がったその斜面の長さは11.1m。面積でいうと、底辺10㎡、勾配5寸の屋根の面積は、11.1㎡となります。底辺の面積の約10%増しの面積になるというわけです。

これが例えば2階の間取り、面積から屋根の面積を求める基礎の理屈になっています。

 

葺き替えの時期と屋根の耐用年数、屋根材の耐用年数

嘘・誘導が多い葺き替えの時期

スレート屋根で相談の多い、葺き替えの時期はいつなのか?そして塗装するか葺き替えか?どちらが正解か?の問題。まず屋根の耐用年数と仕上材の耐用年数は違ったものであるということを理解することが重要です。そしてこの耐用年数には2つの意味があります。

雨漏りの耐用年数:生活に関わる葺き替え時期

良く屋根から雨漏りがしたら葺き替えなければならないのでしょうか?という相談が毎週のように来ます。答えは「そんなことはありません。雨漏りの修理をすればOKです」と言っています。そして3年後、か半年後かにまた別の箇所で雨漏り、それも修理でOKです。また3回目雨漏りです。つまりいつまで我慢して修理を続けるのか?です。もちろん1回目の雨漏りで葺き替えても一向に構わないです。屋根屋が喜びます。

雨漏りが違う箇所で頻繁に発生するということは、そろそろ「屋根」の寿命です。で葺き替えを考えればよいのです。では屋根の寿命とは、どの材料の寿命ですか?

瓦、スレート材、トタン、ガルバリウム鋼板などの仕上材の寿命・耐用年数ではありません。ここが騙されるポイントです。騙すのが言い過ぎなら業者が葺き替えに誘導するポイントです。

屋根の寿命、耐用年数、ここでは雨漏りに関する寿命ですが、これは実は防水材、ルーフィングの寿命なのです。ルーフィングが防水機能を殆ど失えば雨漏りが発生します。葺き替えの時期です。

瓦が欠けようが、割れようがルーフィングがしっかりしていれば雨漏りは発生しません。トタンが錆びても、スレート屋根の棟板金の釘が抜けてもルーフィングがしっかりしていれば雨漏りはないのです。

屋根の美観に関する耐用年数:見栄えの問題

メーカーや業者はどうやらこちらのことを強く言うと思っています。スレート屋根に苔、カビが繁殖して見栄えが大変見苦しくなっている、葺き替えの時期です。と。放置すれば大変なことになります。直ぐに工事をお薦めします。

でも待ってください。苔が繁殖すると何故雨漏りが発生するのでしょうか?ルーフィングはしっかりしてれば問題ありません。この屋根の美観と屋根の寿命を無理やりくっつけた理論です。美観の問題と雨漏りには関係はありません。

でもご自分で美観が損なわれていると感じたら、それは仕上材の見た目の寿命、耐用年数で葺き替えの時期と言って良いと思います。でもカビ、苔なら高圧洗浄で綺麗になりますが、それでも葺き替えをしますか?

仕上材のおおよその寿命・耐用年数

業者は「寿命」「耐用年数」という言葉を匠に使って、屋根の葺き替えに誘導します。お金に余裕があればやっても良いのです。早めにやった方が家にとって良いに決まっています。でもやらなければならないのか?と聞かれたら、上の2つの内どちらを心配しているか?によります。参考までに各屋根材のおおよその耐用年数をお知らせしておきます。

しかし、耐用年数はその仕上材料のおおよその耐用年数であって、交換しなければならない年数ではありません。葺き替えの時期は上の記事を読んでもらって判断してください。誰も正しい葺き替え時期を言ってくれないです。業者は自分の仕事を有利に貰えるように誘導するだけです。

スレート屋根

2006年にアスベストが全面禁止になる前のスレート材は、アスベストが入っています。すでに含んでいない製品もあります。アスベストが含んでいるもので、おおよそ20年程度と言われています。いや30年は大丈夫と言っているサイトや業者もいます。

瓦屋根

1000前の瓦が今でもある神社や寺に残っているという記事があります。瓦は最も寿命・耐用年数の長い屋根材料で、今は60年以上といわれています。メーカーも60年以上と言います。CASBEE(建築物総合環境性能評価システムの略)に記載されている耐用年数も60年です。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板の開発者である米国のベツレヘムスチール社が、1974年から1999まで全米33箇所で行った長期防爆試験で、自社のガルバリウム鋼板は25年経った状態でも雨漏りは発生していないと実験結果を公表しています。ですので、実証実験をした結果25年以上です。

石粒付鋼板、ジンカリウム鋼板

メーカーのカタログやお客様相談窓口では、耐用年数50年と言っています。実際に50年経過した屋根があると主張しています。保証は各社とも30年。

トタン屋根

はっきりとした耐用年数は、その記事を見たことがありません。ガルバリウム鋼板の製品紹介では、ガルバリウム鋼板はトタンの3倍の寿命があると言っています。そこから計算すると、25/3で、8年程度といことになります。

SGL、J-クラフトなどの新しいガルバリウム鋼板

SGLは、日鉄住金鋼板の次世代ガルバリウム鋼板、J-クラフトは、JFEの新ガルバリウム鋼板。SGLの耐用年数はメーカーは言っていませんが、穴あき保証:25年。J-クラフトの耐用年数もメーカーは規定がありません。J-クラフト;極み穴あき保証:25年。

 

屋根葺き替えのまとめ

  • 屋根の葺き替えには耐用年数がありますが、その意味は2つあります。葺き替えの実施では、良くその目的、時期をご自分で考えてください。決して業者の誘導にのらないで。
  • 各屋根材料の耐用年数はあくまでも目安です。
  • 屋根の耐用年数と仕上材の耐用年数とは違います。
  • 屋根葺き替えの重要ポイント、施工価格と施工業者、その良し悪しを見極めるためには?いろいろなサイトの記事を読む、お勉強する、実際に数社(できれば5社以上)読んで見積とお話を良く聞くこと。判断は自身の見識、常識がものを言います。

 

トップページは以上です。

投稿日:

Copyright© 屋根葺き替えを成功させるには , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.