屋根お役立ち

屋根葺き替えで良い屋根屋さんとは?

良い屋根屋とは?タイトル画像

屋根葺き替えで、どの屋根材、どの工法、どの屋根屋にするのか?

良い屋根屋さんって?どういう屋根屋さん?

最低条件かな?

良い屋根屋は相場の価格できちんと仕事をします。

そんな屋根屋が信用できる屋根屋ですが、探すのが大変です。でも悪徳の屋根屋は正確な割合は不明ですが、屋根工事全体では数%に過ぎないのではないでしょうか?でもその数%の業者に当たらないようにしたい、屋根葺き替えには失敗したくないと思うのが当たり前です。ではどやって良い業者、なるべく安い費用、ベストな屋根材、工法をどうやって探すのか?

様々な情報を発信するのが、このサイト「屋根工事お助け隊」です。そして私のお話に少しでも賛同いただけたら、その良い屋根屋をご紹介いたします。相見積の一端にしていただけたら嬉しいです。相見積は最低でも3社、できれば5社以上とってほしいというのが、私の考えです。では、どの業者に屋根葺き替えの見積依頼を出したら良いのかかん?どのように進めればよいのか?価格、相場、葺き替え工法、相見積のとり方、悪い屋根屋の特徴とやり口、だめな屋根屋、依頼してはいけない業者等々このサイトでは情報を発信しています。またお困りや知りたい事柄をなるべくわかりやすく、すばやく見て貰うためにメニューもいろいろ考えています。

簡単なようで難しいな! 具体的にどうするの?
必ず相見積をとること、その屋根屋さんの言うことを良く聞いて価格と共に良く検討すること
価格の相場ってどう知るの?話を聞いて正しいかどうか、どうやって判断するの?
良い質問だね! 材料別の相場はこのサイトにもあるし、他のサイトにもあるよ、自分で調べるね
正しい知識を身につければ屋根屋さんの言う事が本当かどうか、相見積をとった複数の屋根屋さんの話も参考に、だんだん分かってくるよ。

どの屋根屋が正しいことを言っているか?

お客様からの質問、相談にスレート、コロニアル葺きだけどガルバリウム鋼板に変えたほうが良いか?塗装にしたら良いか? 塗装屋さん、屋根屋さん、建築会社やリフォーム会社にも見積を取ったけど言うことがバラバラで、反対のことを言う業者もいて、誰のいうことが本当なのか?分からないです。

また見積価格も多分100万円前後の相場と思っていたが、150万円から250万円まで幅広いのでこれもどれが適正価格なのかも、全く自信がなくなっている。どうしたら良のか? 典型的な相談ですが、このような工事の方法と価格に関する相談がダントツで多いです。そんな場合は、屋根工事お助け隊ご相談ください。何故各社がそんなことを言うのかもお知らせします。理由があります。高い理由もあります。

少し言えば屋根工事の業者による価格の違い、主張の違いを見てください。

相見積によって葺き替え費用の相場を知ること

その近道は相見積をとること、面倒でも5社程度見積を取ってください。その中から選ばなければならないといことはありません。価格をよく吟味します。3社ですと3社とも相場より高い価格の場合もありますので、その相見積は役に立たないです。5社でも同じですが、次のことにも気を使ってとりあえず5社相見積を取るべきです。

建築会社、工務店、リフォーム会社は自社のマージンの為高い?

建築会社、工務店、リフォーム専門会社は、会社の規模にもよりますが、これらは会社のマージンが大きい。通称「たたき」と言う営業を抱えていて(玄関の扉を叩いて営業することから「たたきの営業」と業界では言っています)彼らのマージンと会社のマージンが工事価格に乗っています。屋根屋は下請け(今は強力会社)に仕事を丸投げして、屋根屋が実際の工事をやります。価格の構成は下記のようです。

相見積を取るときは屋根屋直接に、仕事も直接屋根屋に依頼しないと中間マージンが発生しています。これが価格を高くしている主な原因のひとつです。業者の名前から工務店、建築会社なのか(リフォーム専門店も工務店と同じですが)屋根専門の業者なのか?わかる場合もありますが、正確にはホームページ、電話帳、直接聞くなどで確認してください。

また、板金屋に瓦の葺き替えを依頼してもできない場合もあり、または知り合いの瓦屋に丸投げして自分はマージンをとる業者もいますので、ここに気を付けてください。貰った見積はインターネットやこのサイトの価格と比較すればおおよその相場感ができるはずです。これ屋根葺き替え、屋根工事の第一歩です。・・・相場を知ることが重要です。

葺き替えの種類、工法の種類/その屋根に合った工事の方法

屋根葺き替えの知識をお勉強

そんなに覚えるの?

どんな屋根にも今の事情にあった葺き替えの種類、工法があります。(材料は別項目で記述)ここでは方法、工法です。これは屋根材とも密接に関係があります。まずは葺き替え方法の種類です。

1:通常の葺き替え: 古い屋根材料、ルーフィング、下地材(コンパネ)を全て撤去し、全て新しい材料に交換するスタンダードな葺き替え方法です。

2:古い屋根材料をそのまま残し、上から新しい屋根材を被せる、重ね葺き工法(カバー工法)

3:一番上の屋根材だけ撤去し、その屋根材を再利用する葺き直し工法があります。瓦屋根によく使う工法です。ガルバリウム鋼板、スレート材、トタンは再利用できませんので、瓦専用の工法になります。瓦の「葺き直し工法」と言います。釉薬瓦は耐用年数が60年以上あり、その前にルーフィングがだめになって雨漏りを発生させます。本来はこのルーフィングだけ交換したいのですが、物理的にできませんので、この工法があります。

4:比較的新しい家で下地材料がまだ充分使える場合には、下地材は再利用し、ルーフィング、仕上材のみ新しい材料にする工法(特に名前はありません)コンパネの費用がセーブできます。

これのどの工法にするのかは、屋根の状態、選ぶ仕上材の種類によって出来たり不可だったりします。

基本ぐらいは知っているべき、屋根の葺き替え工程

言うだけなら、そんなに難しくありません。屋根を葺き替える工事の順番、何を施工するのかは、是非覚えてください。細かいことは必要ありません。屋根材を選ぶときには知らないと損をすることになるやも知れない事柄になります。新築を考え、屋根には屋根の骨組みがあり、これに;

1:下地材の施工、昔は細い木片をはる「野路板」でしたが、今は910mm X 1820mmのコンパネ(合板)を施工するのが一般的、9mmか12mmのものがあります。

2:雨漏り防止、防水の主役であるルーフィング(防水材)の施工、このルーフィングも各種ありどれにするかは相談です。あまり気にしない屋根屋もいます。でも私は一番こだわってほしい材料と思います。

3:仕上材と言われる一番上にある材料です。瓦、トタン、スレート、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、アスファルトシングル材の各種あります。デザイン、色、耐用年数、仕上材は家の一部で家そのものです。多分皆さんが一番気にされる材料です。

4:本体以外には、部品として、棟部分、軒先、けらば、谷、壁の取り合い部分などの通称役物というものの工事があります。

5:二階以上の屋根には足場が必要になるかもしれません。

6:雨樋の施工工事、必要があればこれも屋根屋の担当です。

新築の屋根工事にはおおよそ以上の工程があります。見積もこの工程、工事項目に沿って書いたりします。是非覚えておきたい工事項目です。細かい部品を全部列挙する見積もありますが、親切で良いと言うお客様と、専門用語のオンパレードですので、返ってわかりづらいというお客様に別れます。

以外と知らない屋根葺き替えの材料です

スレートをカバー工法で葺き替えるのは、ガルバリウム鋼板はおおよそ誰でもインターネットを見て知っているみたいですが、カバー工法で使える仕上材には、ガルバリウム鋼板の他に;

・ジンカリウム鋼板(石粒付鋼板)
・アスファルトシングル

があります。

ジンカリウム鋼板・石粒付鋼板

ガルバリウム鋼板は、5Kg/平米、ジンカリウム鋼板は、7Kg/平米と少し重たいですがスレート材のカバー工法で使える仕上げ材料です。しかも材料保証30年、耐用年数50年とガルバリウム鋼板を大きく上回る性能になります。価格もガルバリウム鋼板より多少高いだけ、ガルバリウム鋼板本体施工費用:¥6,500/平米、ジンカリウム鋼板本体施工費用:¥7,000/平米(提携業者さんの価格)です。

アスファルトシングル:

あまり聞いたことが無いかもしれませんが、米国では50%以上の一般木造住宅に使われている有名な仕上材で、釘、ビスを全く使用しない材料で雨漏りの原因・遠因を排除できます。価格もお手頃で、¥5,500/平米程度になります。

瓦調のガルバリウム鋼板:瓦の意匠、デザインをそのままに屋根を軽くする

瓦屋根の軽量化では、瓦を撤去してガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板にするお客様がほとんどですが、和風の家の雰囲気、意匠を残したいというお客様もいらっしゃいます。そんな要望にお答えできるのが、瓦調のガルバリウム鋼板材料です。地上からでは本物の瓦か金属か区別がつかないほどです。

瓦調ガルバリウム鋼板棟部分

瓦調ガルバリウム鋼板本体部分

屋根葺き替え工事で最重要/信用できる業者の見つけ方:

多分、価格より重要な事柄ではないかと誰しも思うことです。いくら価格が安くても工事自体が施工不良や、だめな工事をする屋根屋だったら、その工事は失敗です。良い屋根屋の定義は難しいですが、私は「適正価格できちんと工事をやる屋根屋」が良い屋根屋と考えています。

多分、価格より重要な事柄ではないかと誰しも思うことです。いくら価格が安くても工事自体が施工不良や、だめな工事をする屋根屋だったら、その工事は失敗です。良い屋根屋の定義は難しいですが、私は「適正価格できちんと工事をやる屋根屋」が良い屋根屋と考えています。

ここで適正価格とはどの価格なのか?私は「操作されていない相場の価格」と思います。そしてこの相場の価格は、屋根屋の数社から見積を貰えばおおよその相場がわかると思います。ここで建築会社や訪問会社が混ざっていると、ここだけ高い金額になったりしますが屋根専門の業者からだけ比較すれば、この適性価格はある程度わかるのではないでしょうか?

このお助け隊のサイトにも工事の価格を多く載せていますので、比較してください。ほかのサイトとも比較することが肝要です。やってはいけないことは1社の金額を盲目的に信じてしまうことです。必ず比較することです。重要なのは総額ですが、一式総額いくらの見積は、私は好きではありません。

単なる趣味ではなく、本当に正しく屋根の面積を測定したのか?適当に価格を出しているのでは?と勘ぐってしまいます。見積の基本は、工事部位どのくらいの単価で数量も明記されていなければ、まず信用できる見積にはならないです。

きちんと仕事をする業者かどうか。難しいです。でもこれを見つける手が無いわけではありません。面倒ですが、その営業の言うことをよく聞いて、おかしなことを言っていないか?変に誤魔化しを言ったりしていないか?納得できることを言っているか?根拠もなく「大丈夫」など押し売りのようなことを言っていないか?その営業がどんな人間なのか?をつぶさに観察することです。

営業がどんな人間かは、実際に工事はせず営業専門なのか?棟梁で実際に工事の采配、手配職人を監督する人なのかで信用度が全く違います。棟梁は実際の工事ができる人で、経営者でもある訳で工事の詳細、施工方法、材料の手配この屋根でその材料が使えるか?ベストな工法か、価格も自分で決められる人ですからこの棟梁一人で工事の全てがわかります。

そして、工事の質もある程度この棟梁をみれば想像できる可能性が大きいです。完全ではありませんが。建築会社、訪問会社、少し大きい屋根屋の営業はこれとは全く違って、中には屋根のことを全く知らず、一番良い材料、工法についても見識のない営業が多いです。こんな営業に相談しても時間の無駄です、見積も職人さんが書いたもをそのまま持ってくるだけという営業です。

価格の交渉も上司に伺いをたててからですから、時間がかかります。その会社のマージンやその営業の給料も入っていますので、あまり価格は安くはならないことが多いです。はじめから2倍の値段を付けて、30%OFFなどと言う業者もいますが・・・

口の上手いなめらかな営業専門のひとは、要注意です。ですから営業のいうことをよく聞きメモにとる、録音するなどして業者を判断してほしいです。できれば営業の言ったこと見積の説明、葺き替え工事についての説明、工程について材料について、耐用年数について、保証について、細かくメモをとる。記録に残す。断って音声を録音しても良いです。プライバシーがありますので断ってですが。

5社以上、屋根屋を呼んで話しをすると、必ず言うことがそれぞれの営業で違ってきます。その違いを記録して後でだれが何を言ったのかを解析するのです。小さい間違いや言い回しはさておき、重要と思われるところでの違いを考えてみるのです。判断はお客様の常識、知恵です。

または誰かに話しを整理して聞いてみることです。専門的なことはインターネットで調べるインターネット上になかったら、別の会社に問い合わせてみる、屋根工事お助け隊でも良いです。

是非電話をかけてきてください。どの業者が本当のことを言っているか、どの業者が嘘を言っているか?嘘は言い過ぎでもどの業者が違っているのか?解説できます。ある程度(絶対ではありませんが)状況がわかれば判断できる場合が多いです。

また次のことも参考にしてください。

・・・屋根葺き替えで成功する為にすること

ヘルメットの女の子

以上です。

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