トタン・瓦棒

トタンのカバー工法費用、やり方と費用、価格

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価格が優しい簡易カバー工法|暑さに強い通気工法|撤去工法

トタン屋根、瓦棒屋根の葺き替えは:

  • 最も費用の安い/トタンの簡易カバー工法
  • 断熱性能の高い/トタンの通気カバー工法
  • トタンを撤去後、再びガルバリウム鋼板で瓦棒施工

があります。

トタンは亜鉛メッキの代表敵な鋼板で、外壁、屋根、他にも建築関係では様々な箇所で使われています。屋根においては瓦棒形式のトタン屋根が一般てきですが、その葺き替えにはもはやトタンは使用されず、ガルバリウム鋼板がそれにとって代わっています。トタン屋根の葺き替えはガルバリウム鋼板でなされます。

最も低価格なトタンの簡易カバー工法

カバー工法でも一番簡便な屋根葺き替え方法で、トタンの上からルーフィングを張り、ガルバリウム鋼板の平板を施工していく工事方法です。トタンの撤去費用、廃材処理が不要です。

今やトタン(溶融亜鉛メッキ鋼板)よりガルバリウム鋼板のほうが安いくらいに普及したガルバリウム鋼板、瓦棒形式にも良く使われます。トタンや下地に大きな異常、劣化がなければ、簡易カバー工法、ガルバリウム鋼板での工事ができます。既存のトタンの上から防水材であるルーフィングを張り、ガルバリウムの平板を瓦棒形式に加工したものを施工していきます。材料費、施工費のあまりかからない施工方法です。施工概算価格リストは下に記載しまました。

トタンの簡易カバー工法画像

トタン葺き替え:簡易カバー工法の施工価格概算表

モデルの住宅:
建坪:17.5坪(56㎡)、2階建て、4LDK
屋根:トタン葺き、面積:91㎡
1階に屋根はない総二階の家
勾配:6寸、1,2階の延床:100平米
足場必要量:228平米(4方囲む形)
トタンの葺き替え屋根
葺き替え項目金額・費用単価単位数量備考
税抜き工事計¥ 784,000
内訳:
カッパ(棒部分)撤去費¥30,000一式剥がし&廃材処理費用
ルーフィング施工費用¥54,600¥60091普及品のルーフィング
瓦棒本体施工費用¥409,500¥4,50091本体:ドブ&カッパ新設
その他部品施工費用¥70,000棟、軒先、けらば部分
足場設置&解体費用¥182,400¥800228
屋根工事の小計¥ 746,500
諸経費(工事費の5%)¥37,000

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夏の暑さ対策にトタンの通気工法

トタン屋根の棒(35mmほど出ている棒部分)を利用して、下地を二枚で空気層をつくり、断熱性能を向上させた方法です。実は、空気は優秀な断熱材として使え、しかもお金がかかりません。この空気層で金属屋根材の熱くなった空気をゆっくり棟から自然通気することにより屋根の温度を下げる効果があります。この効果の実験データも掲載します。写真の下になります。

通気工法、下地を張ったところ

旧トタン屋根に断熱シートを張り、コンパネ(新しい下地材)を施工、この上に更に新たな瓦棒を施工します。通気工法はカバー工法の一種です。

瓦棒通気工法

下地材のにルーフィング、瓦棒(まさに棒です)、ドブ部分のガルバリウム鋼板を施工、棒部分にかっぱ部分を被せて完成になります。トタン屋根の(瓦棒の)二重構造です。

断熱性能の良い通気工法/夏、トタンの暑さに効果的

断熱性能の良さをガルバリウム鋼板のみのものと比較してみました。ガルバリウム鋼板はアイジー工業のスーパーガルテクトです。実験用のBOXにスーパーガルテクトと通気工法でのガルバリウム鋼板とを比較したものです。青いグラフが気温、黒がガルテクト、緑のグラフが通気のガルバリウム鋼板です。

断熱性能比較、ガルバVS通気工法

注意:本来は通気工法での屋根は平板のガルバリウム鋼板で瓦棒形式なのですが、ここでは横葺きのガルバリウム鋼板を使用しました。このグラフは正確にはガルバリウム鋼板と通気工法を用いたガルバリウムとの断熱性能比較になっています。この施工方法は、トタンの葺き替えだけではなくジンカリウム鋼板、アスファルトシングルでも応用できるのです。(勾配によります)

トタンの葺き替え/通気工法の概算費用

サンプルの家は簡易カバーのときと同じものを使って計算です。

工事項目金額・費用単価単位数量備考
税抜き工事計¥ 847,000
内訳:
下地施工¥ 182,000一式91既存のトタンの上から
ルーフィング施工費用¥ 54,600¥60091普及品のルーフィング
桟木施工費用¥ 91,000¥90091瓦棒のこと
瓦棒・ドブ&カッパ施工費用¥ 409,500¥4,50091本体:ドブ&カッパ新設
その他部品施工費用¥70,000一式本体以外の部品
屋根工事の小計¥ 807,000
諸経費(工事費の5%)¥ 40,000

トタンを撤去しガルバリウム鋼板での再生工事

オーソドックスなトタンを撤去し、新たな瓦棒屋根をガルバリウム鋼板で再生する工事になります。写真の場合は、勾配がゆるいので横葺きの材料は使えませんでした。勾配が2.5寸以上あれば横葺きの材料が使えます。

トタンを撤去して、下地材が見えてきます。ここからは重ね葺きと同じ過程ですが、違いはカバー工法は必然的に下地材と仕上材とに隙間が出来、通気ができるものですが、トタンと棒を撤去してしまうと普通の下地材からの屋根葺き替え状態になります。このあと施工できるお薦めの仕上材は、勾配が2.5寸以上あれば、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、アスファルトシングルが施工可能です。

トタン撤去+ガルバリウム鋼板での葺き替え費用

工事項目金額・費用単価単位数量備考
税抜き工事計¥ 827,000
内訳:
既存トタン撤去費¥163,000一式91既存のトタンの上から
ルーフィング施工費用¥ 54,600¥60091普及品のルーフィング
桟木施工費用¥ 91,000¥90091瓦棒のこと
瓦棒・ドブ&カッパ施工費用¥ 409,50091本体:ドブ&カッパ新設
その他部品施工費用¥70,000本体以外の部品
屋根工事の小計¥ 788,000
諸経費(工事費の5%)¥ 39,000

参考:何故トタン屋根にしたか?

それは、建築費と関係があって、同じ二階建ての家でも屋根の勾配を急にすると、二階の天井と屋根との間が広くなり、建築材料が多くなりコストがかさみます。逆に屋根の勾配を緩くすると、建築コストが安く済むのです。しかし、屋根の勾配を2寸5分より緩勾配にすると、瓦はもちろん、コロニアルやガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板も施工できなくなります。

雨がスムーズに流れず、雨仕舞が悪化するためです。それで、緩勾配の屋根に雨仕舞の良い、トタン屋根が使われるのです。トタン屋根は言ったように瓦棒といって、縦葺きの継ぎ目のない屋根で、横葺きの屋根と違います。

またトタン屋根は瓦よりかなり安く施工ができますので、更に建築費に有利です。トタン屋根は家の高さを低く抑えることができ、建築コストも押えられるという特徴があるので、一時期は盛んに使われました。

3種類の葺き替え方法まとめ

■瓦棒の簡易カバー工法は、トタン屋根をできるだけコストを掛けずに葺き替える方法で、3つのうち最も安価な金額でできる方法になります。

■通気工法は瓦棒だけのものではありません。ただ瓦棒ではすでに30mmほど上がった瓦棒がありますので、あとはコンパネを施工するだけで通気の為の下地環境が出来上がります。

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