屋根工事の種類 カバー工法工事

トタンによるカバー工法工事/簡易カバーと通常のカバー工法

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トタンのカバー工法画像

トタン・瓦棒でのカバー工法とは?/簡易カバー工法工事も

屋根を葺き替えるときは、既存の仕上材を撤去&廃材処理をしてから、新ルーフィング、新仕上材の施工と工事は進みます。(ここで仕上げ材とは一番上の屋根材のこと)

しかし、既存の屋根材の撤去とその廃材の廃棄には、労力・工数と費用がかかります。例えばコロニアルの撤去費用は、70㎡の屋根ですと¥100,000~¥130,000、廃材の処理には別途¥100,000~¥140,000もの費用が必要です。屋根全体の葺き替え費用が100万円程度とすると、撤去と廃材で20万円~30万円の費用が必要で決して小さな金額ではありません。

このため、主に費用の面の理由で既存の仕上材を撤去せず、既存の仕上材の上に新しいルーフィングと新しい仕上材を施工する方法:「カバー工法」「重ね葺き工法」採用されるわけです。

トタン、瓦棒の簡易カバー工法:

瓦棒形式のトタン屋根のカバー工法は2種類あります。お財布に優しい「簡易カバー工法」と瓦棒の普通のカバー工法です。

簡易カバー工法は、トタン屋根に沿って加工したガルバリウム鋼板の平板材料をそのまま施工するやり方で、トタンとガルバリウム鋼板の間に異機種金属の腐食を防ぐ為、ルーフィングか、保護シートをはります。その上に現場で加工したガルバリウム鋼板の施工、役物施工です。

簡易カバー工法:

簡易カバー工法保護シート

簡易カバー工法 完成写真

左上写真:

旧トタンの上に金属と金属の接触を分ける為のシートを張ります。ルーフィングでもOK。この際に当然ですが、旧トタンは激しく錆びていない、直下の下地材がまだ使用可能で柔らかくなっていないなどの現状の屋根が使用でくる程度であることがこの工法の条件です。

右上写真:

シートの上からトタン、と言っても現在はトタン材(溶融亜鉛鋼板)はガルバリウム鋼板代替えしていますので、実際はガルバリウム鋼板の平板を加工して旧トタンの上に被せます。つまり旧トタン+防護シート+ガルバリウム鋼板の順になっています。

左上写真:

ガルバリウム鋼板の施工、平部、本体の施工が終わったところ、棟部分が残っている状態です。ここには棟板金(もちろんガルバリウム鋼板の)を施工して棟が完成です。

右上写真:

平部(瓦棒の場合は通称ドブ部分と言いますが・・・)、カッパ部分、棟板金、軒先の処理などが終わり完成した様子です。カッパ:棒の上から被せるガルバリウム鋼板のカバーですが、ここの詳しい施工中の写真を撮るのを忘れてしまいました。軒先部分は下の写真のようです。

トタン軒先部分写真

トタンの簡易カバー工法は、トタン(溶融亜鉛メッキ鋼板)を撤去せず(カッパ部分は撤去しますが)旧トタンの上に現在はガルバリウム鋼板の施工をする工法を言います。

トタン・瓦棒のカバー工法(通常??)

便宜的に上記のカバー工法を簡易カバー工法とお助け隊では言っていますが、別の言い方があるかもしれません。また下の工法の工事も良く契約を頂きます。これもカバー工法で、必然的に通気工法になります。この工法を説明します。

普通のカバー工法

瓦棒、カバー工法02

左上の写真:

トタンの上にコンパネ(下地材)を施工しますが、オプションとして、できるだけ夏の暑さを緩和したい場合に断熱性のシートを施工することがあります。ですからこれはその写真でトタンの上に断熱の為にシートを一度施工します。効果は?う~んたった1mm程度のシートなので効果は限定的?多分ほとんどないと思います。データを取ったわけではありませんが!

右上の写真:

コンパネの施工の完成です。

右下の写真:

コンパネの上に防水材・ルーフィングの施工です。

右下の写真:

ルーフィングの上に、瓦棒の施工、ガルバリウム鋼板の本体、カッパの施工、軒先加工、棟の板金の施工等をやって完成です。完成写真を下に載せます。右が完成写真、左は本体、ドブ部分の完成写真

トタンカバー工法施工完成写真

普通の瓦棒カバー工法は、瓦棒の上に瓦棒を施工しますので、必然的に空気層ができ通気工法になります。工事の順番は、既存トタン屋根に新しい下地材(コンパネ)を施工します。この案件は断熱性能を気にしていましたので、下地材の中に遮熱シートを張っています。

勾配が2.5寸以上あれば横葺きのガルバリウム鋼板、石粒付鋼板、ジンカリウム鋼板、アスファルトシングルでも施工が可能です。この場合は勾配が1寸と緩いので同じ瓦棒をガルバリウム鋼板で施工です。下写真。(ルーフィング+ガルバリウム瓦棒)

トタン屋根のカバー工法:メリット、デメリット

トタンのカバー工法:デメリット

  1. トタン・瓦棒、カバー工法の場合、簡易カバー工法よりコスト高になります。
  2. 他のカバー工法と同じで、下地材の傷み具合でできないことがあります。
  3. 古いトタン材を残すので、気分的に良い気がしない。特に奥さんに多い意見です。

カバー工法のメリット

  1. 既存の屋根材を撤去する費用、廃材を処理する費用が不要
  2. 撤去工法より工事期間が短くなる。
  3. 新たな仕上材を既存の材料に重ねることで、夏の暑さは、今より悪化しない。簡易カバー工法ではこの断熱性能は良くなりませんが通気工法では断熱性能は良くなります
  4. 簡易カバー工法ではあまり期待できないが、通気工法では雨音は小さくなることが予想される。

まとめ:トタンのカバー工法

トタン・瓦棒のカバー工法は、大きく2つの方法、工法があります。トタンの上から新しいガルバリウム鋼板での被せ工法とトタンの上に下地材を施工して瓦棒をもう一度施工するやり方があります。前者を簡易カバー工法、後者をカバー工法と言っています。後者の施工方法は必然的に通気工法になります。価格的には簡易カバー工法がコストの削減になっています。

以上です。

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