屋根工事の種類 カバー工法工事

ガルバリウム鋼板・カバー工法/下地材の問題

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ルーフィングの問題・タイトル画像

カバー工法の問題/下地材の耐用年数は?

・・・ 2回目の続きです。

お助け隊の立場は、「スレート屋根のカバー工法工事」には基本的に賛成で、その屋根屋を紹介します。しかし、カバー工法の問題点にも注目しています。もし致命的な欠点が見つかったら、止めるか、対策を施すか、何かしらの行動をします。

カバー工法の問題点の考察3/下地材の問題

ガルバリウム鋼板によるカバー工法の問題点は下の項目でここでは 2. の下地材についてです。

  1. スレート屋根の上にルーフィングを施工するのに問題、粘着シートをはるべき
  2. 下地が劣化している状態でスレートの上にカバー工法をやるのが問題
  3. カバー工法をしてある屋根に更にカバー工法は不可(カバー工法の3重施工)
  4. 屋根の重量が増えるので耐震的に問題がある(多少問題という言い方が多い)
  5. 雨漏りに気付くのが遅れる可能性がある。
  6. カバー工法は太陽光パネルの設置ができない
  7. 選択できる屋根材が限られる
  8. 部分修理が困難、嵌合式のみ
  9. 古い屋根材がそのままなので、この先20年、30年も下の材料がもつのか?
  10. 古い屋根材、苔、カビなどそのまま残すので、心理的に気持ちが悪い。汚いものには蓋というのが気に入らない。
  11. 火災保険が使えなくなる可能性がある。

2.も非常に重要で、もし下地材が傷んで柔らかくなっていると、ルーフィング、ガルバリウム鋼板の固定ができません。まず下地材が劣化しているとカバー工法は止めた方が無難。屋根屋さんはそもそも工事自体ができないので、工事を断ります。ではその下地材がカバー工法に使えるものか?どのようなところを見て判断するのか?をまず考察します。

  • 雨漏りが今まで無かったか?あったら何年放置したか?
  • 軒下、軒天などを観察し、家主が気づいていない雨漏りを調べます
  • スレート屋根に登って沈む箇所を調査、沈む箇所を発見したら雨漏りを疑います
  • 天井に点検口があったらそこから屋根裏を見て雨漏りの有無をチェック

つまり下地材に水が回っていないかを知りたいのです。コンパネのチェックは専門家が調べないとだめという屋根屋がいますが、お客様でも屋根に登ることができて、点検口があるのなら十分に判断できます。しかし、二階の屋根に登るのは大変危険なので、お薦めできません。

例え雨漏りがあってもそれをどのくらい放置したか?が重要で、雨のたびに水にぬれて乾燥する暇がなく水があれば腐食が始まります。これが怖いのです。発見出来なかった場合も同様、放置と同じです。

何故、下地材がカバー工法の判断になるのか?

これも簡単で、ガルバリウム鋼板の固定は必ずビスで下地材に固定するから、下地材にビスが効かないと固定できないからです。自着式のルーフィングでないものも固定ができません。(または不十分)屋根材が固定出来なければカバー工法はつかえません。コンパネ、古いルーフィングも撤去して新しくコンパネとルーフィングを施工し直さなければなりません。

 

釘が打てたらカバー工法は可能ですが、そのあと20年以上コンパネがもつのか?

屋根工事の時にコンパネはまだ大丈夫、調査してルーフィングもガルバリウム鋼板もきちんと固定できるとして、そのあとコンパネは充分な耐用年数があるのか?という疑問が次に来ると思います。これについても考えなければならないです。それで、木材、コンパネの耐用年数の考察です。これは少し調査の時間がほしいので、別ページで考察したいと思います。>>>合板の耐用年数

下地材のチェックは以上になります。

 

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