寿命50年ジンカリウム鋼板の葺き替え費用

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ジンカリウム鋼板、石粒付鋼板の施工価格は瓦より低価格

まずは、寿命50年という金属瓦として優れているジンカリウム鋼板の施工価格です。下図のような家を考え、屋根面積:65㎡、2階建てのごく普通の屋根を考えます。これの下地材は既にあって、ルーフィングからの屋根工事、概算費用です。

65㎡のサンプルハウス
下地材まで施工した屋根面積
1階、2階合わせて65㎡
建坪:11.3坪(56㎡)、二階建て、4LDK
勾配:6寸、
棟の全長:8.4m
軒先の全長:21.9m
けらばの全長:15.5m
壁の取合部分:12.2m

この家の屋根葺き替え工事費用: ¥853,000 (ルーフィングからの葺き替え費用)

工事項目金額・費用単価単位数量 
税抜き工事計¥ 853,000概算の為千円未満四捨五入
内訳:
ルーフィング耐用年数:30年¥ 58,500¥90065NEWライナールーフィング
ジンカリウム鋼板、石粒付鋼板材料込¥ 455,000¥7,00065ディプロマット使用
棟板金施工費用¥ 33,600¥4,000m8.4
軒先/軒先唐草施工¥ 43,800¥2,000m21.9軒先に施工する部品
けらば施工¥46,500¥3,000m15.5切り妻屋根の横部分
壁の取合部分雨抑え¥54,900¥4,500m12.2一階下屋と二階壁部分の雨抑え
仮設足場設置&撤去費用¥120,000¥800150
工事費用小計¥ 812,300
諸経費(工事費の5%)¥ 41,000

 

この家の屋根を瓦で葺き替えた場合: ¥980,000 (ルーフィングからの葺き替え費用)

工事項目金額・費用単価単位数量 
税抜き工事計¥ 980,000概算の為千円未満四捨五入
内訳:
ルーフィング耐用年数:30年もの¥ 58,500¥90065瓦を固定する角材
桟木施工、材工共込¥ 65,000¥1,00065平瓦、瓦本体の工事費のみの価格
瓦本体の施工費のみ¥ 325,000¥5,000m65
瓦材料費¥ 208,000¥2001040和瓦、銀黒想定
棟工事・丸共3段¥84,000¥10,000m8.4冠瓦+熨斗瓦2段
軒瓦施工費用¥0¥0m本体瓦に含まれる
袖瓦施工費¥0¥0m本体瓦に含まれる
壁の取合部分雨抑え¥73,200¥6,000m12.2一階下屋と二階壁部分の雨抑え
仮設足場設置&撤去費用¥120,000¥800150
工事費用小計¥ 933,700一式
諸経費(工事費の5%)¥ 46,685一式

サンプルではありますが、同じ家の屋根葺き替えで、ジンカリウム鋼板と瓦との葺き替え費用を比較してみたところ、ジンカリウム鋼板のほうが費用が安くできました。

更にジンカリウム鋼板(石粒付鋼板)は瓦にはない利点があり、瓦より大変軽量であるということです。瓦は平米あたり、約45Kgですが、ジンカリウム鋼板は平米あたり7Kgと 1/6以下の重量です。地震には強くなります。

ジンカリウム鋼板例2:屋根の形、面積の違う屋根葺き替え費用(寄棟87㎡)

87㎡の屋根サンプル
下地材済:屋根面積
2階の屋根のみの構造:87㎡
建坪:17.5坪(58㎡)、二階建て、6LDK
勾配:5寸、
棟の全長:28.0m
軒先の全長:36.0m
谷部分:3.6m
工事の内容:ルーフィング+石粒付鋼板
棟板金他本体以外の施工
@寄棟の建物は一般的に役物が多い
(役物:本体以外の屋根部品)

この家の屋根葺き替え工事費用: ¥853,000 (ルーフィングからの葺き替え費用)

工事項目金額・費用単価単位数量 
税抜き工事計¥ 1,120,000概算の為千円未満四捨五入
内訳:
ルーフィング耐用年数:30年もの¥ 78,300¥90087NEWライナールーフィング
ジンカリウム鋼板、石粒付鋼板材料込¥ 609,000¥7,00087ディプロマット使用
棟板金施工費用¥ 112,000¥4,000m28
軒先/軒先唐草施工¥ 72,000¥2,000m36軒先に施工する部品
谷(へっこみ部分)施工¥19,800¥5,500m3.6切り妻屋根の横部分
仮設足場設置&撤去費用¥176,000¥800220
工事費用小計¥ 1,067,100
諸経費(工事費の5%)¥ 53,355

ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板は本来は全く同じ製品です。

ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板の上に石粒をアクリルコーティングした屋根材が石粒付鋼板、ジンカリウム鋼板、自然石粒付鋼板、自然石粒付化粧鋼板などと言われている屋根材です。もともとはニュージーランドの建材メーカーが開発したものです。

あれ!上の説明おかしいのでは?と思いましたか。実は名前が混乱しています。元々はガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板とは同じメッキ製品で、亜鉛:43.4%、アルミニウム:55%、シリコン:1.6%の合金メッキ製品なのです。しかし、日本では石粒付鋼板とジンカリウム鋼板が同じ製品として扱われています。英語では; Stone Coated Metal Roofingで分かりやすいです。ガルバリウム鋼板でもジンカリウム鋼板とも言っていません。

因みに
Galvalume® は;BIEC International社の登録商標(ガルバリウム鋼板)
ZINCALUME® は;BlueScope社の登録商標(ジンカリウム鋼板):社名は当時のもので同じ製品で各社の製品名、登録商標の違いです。ガルバリウム鋼板は1970年にベツレヘムスチール社が開発しましたが、世界各国の鉄鋼メーカーに、製造の権利と販売の権利を与えて普及サせようとしたのです。ですから各社製品の名前をつけて商品登録をしたわけです。ですから同じガルバリウム製品でも各社で呼び方が違います。

各社の呼び名(社名は当時のもの)
・ZINTRO-ALUMの商標を使っている会社:Industrias Monterrey S.A.(メキシコ)
・GALVAL の商標を使っている会社:Galvak, S.A. de C.V.(メキシコ)
・ZINCALUMEの商標を使っている会社:Steelscape, Inc.(米国)ジンカリウム鋼板
・GALVALUMEの商標を使っている会社:Bethlehem Steel Corp.(米国)Dofasco Inc.(カナダ)、National Steel Corp.(米国)、Steelscape, Inc.(米国)、United States Steel Corp.(米国)、Wheeling-Nisshin, Inc.(日本)

因みに「ガルバリウム鋼板」は新日鉄住金の登録商標になっています。

 

石粒付鋼板、ジンカリウム鋼板屋根材料メーカー

ジンカリウム鋼板の画像

AHI:(ニュージーランドの会社)

世界で初めてすでにこの会社はニュージーランドの大手建材総合メーカーであるFletcher Buildingに買収されましたが、AHI Roofingの名前(事業部)は残しています。「DECARA」はブランド名。日本で扱っている会社:LIXIL、新東株式会社、瓦製造の鶴弥他、何社かが販売代理店を行っています。

Tircor: Metrotile Roofing System:

この会社は日本法人もありましたが、社名を「Tircor:テルコア」と変えました。 日本での扱いは株式会社ヤマチコーポレーション(Webに書いてありませんが日本の代理店)。以前あった日本の現地法人「Metrotile Japan」は無くなったようです。

Almet Roofing Tchnology:

多分まだ日本の販売チャンネルはないようです。HPを見ても日本の販売ルート、お店、販売網が出てきません。 各世界エリア担当の、多分日本担当もいますが、メールの送り先があるだけです。

株式会社ディートレーディング社

日本の会社:製造拠点持った商社:
日本の法人、石粒付鋼板に特化した専門商社、製造設備を持たず、製品の企画を製造各社に提示、生産してもらうか、そのまま輸入してる場合もあり。提携の屋根屋さんが扱っています。この会社からダイレクトに仕入れているようです。だから結構低い施工価格で工事ができます。

株式会社 佐渡島

日本の法人、屋根材が専門ではなくサッシ、コンクリート製品、鉄建材、土木資材など幅広く扱っている会社。 石粒付鋼板はその一部:ストーンウエイブが商品名

以上です。

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