ガルバリウム鋼板屋根施工例/日本家屋に合致するガルバリウム鋼板
お客様に聞かれることに「日本家屋に金属屋根は合わないのでは?」その回答を掲載します。具体的には古風な瓦屋根の日本家屋の屋根をガルバリウム鋼板(SGL採用)にて葺き替えをした工事例になります。SGLの特徴である耐用年数の長さに合わせてルーフィングを二重にしたところも注目です。
左上:元の屋根、瓦(和瓦)、右上:瓦を撤去し、下地を施工、左下、ルーフィングの施工(二重張り)、右下:横暖ルーフαプレミアムS施工した写真
この屋根葺き替え工事の仕様:
屋根面積: 285㎡、日本瓦葺き、平屋建て、築90年、リフォームは何回もやったが下地も今回交換ルーフィング:田島ルーフィング・P-カラーEX+の二重張り、仕上げ材:横暖ルーフαプレミアムS:塗装:フッ素仕様、穴あきメーカー保証:25年、塗膜保証:20年
解説:
日本瓦は銀黒でしたので、日陰では少し暗いイメージでしたので、ガルバリウム鋼板はあえて茶色を使って明るめにしました。黒の選択もありですが、お客様の要望もあり茶にしました。ガルバリウム鋼板は、和風の家でも充分に風格のある屋根に仕上がります。完成拡大写真は下の方にあります。
田島ルーフィング/三星カラーEX-P+の二重葺きで耐用年数の延長
ガルバリウム鋼板は日本製鉄のSGLを使用しますので、ルーフィングも同等かそれ以上の耐用年数が必要です。P-カラーEX+、単体では通常耐用年数は20年程度ですので、これの二重張りをしました。倍の耐用年数は難しいとは思いますが、25年、30年程度は大丈夫ということで二重張りをやりました。
ルーフィングの価格がそれほど高くないので(この屋根屋の価格:¥600/平米)285㎡の二重張りでルーフィングのみの施工費用は¥342,000 - です。価値のある選択と考えます。強力な防水です。
P-カラーEX+も田島ルーフィングの自信作で、耐用年数は30年程度はあると思いますが、大事をとってこれの二重張りです。
■ちなみにNewライナールーフィングは保証ではありませんがカタログに耐用年数30年とあります。しかし、コスト対確実性を鑑みた仕様です。
横暖ルーフαプレミアムS:SGL・スーパーガルバリウム鋼板使用/日本製鉄製造
2016年に発売された、次世代のガルバリウム鋼板:日鉄住金鋼板のSGL(スーパーガルバリウム鋼板、雑誌にはスーパー鋼板と紹介されています)。を使ったニチハの新ガルバリウム鋼板です。今までのガルバより長い25年の穴あき保証。フッ素樹脂塗装ですので、塗膜の保証は20年の製品になります。
>>> ニチハの横暖ルーフαプレミアムS
以上です。