屋根工事の種類 雨樋交換工事

雨樋交換工事の費用/相場、足場が必要な訳

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雨樋工事とは?やり方、足場が必要な訳

雨樋の交換、一部破損した箇所の修理なら梯子で実行可能ですが、全体の雨樋を交換する工事は足場が必要になってきます。ですから皆さん雨樋の全体交換は屋根の葺き替え工事時か、大がかりな屋根工事のときにやることが多いです。

ここでは屋根、雨樋のリフォーム、交換工事のサイトですから、新規の工事ではなく、既存の雨樋を撤去し、新しい雨樋を付け替える工事と考えて頂きたいです。雨樋全体を交換する際にまずやられることは足場を確保することです。一階の雨樋交換では足場が無くとも可能ですが、二階の雨樋全体の交換ではまず足場が無いと工事が出来ないです。

屋根に登って雨樋は軒先にあるので、足場なしで例えば撤去するときは、屋根に登って軒先から手をののばして雨樋の作業をします。いつ二階の屋根から落ちてもおかしくありません。雨樋の作業は屋根からは実質出来ないと言って良いと思います。きちんと足場をかけて足場から雨樋の作業をするのが普通です。

雨樋の架け替え作業工程:

  1. 既存の雨樋を撤去する
  2. 金具も必要に応じて撤去、古い金具を再利用する場合もあります。
  3. 雨樋本体設置、屋根から受けた雨水を軒先で受けるのが横樋、または軒樋、それを下の方に導くのが縦樋です。いずれも専用の金具で固定します。
  4. 横樋は傾斜の調整をやります。

縦樋、軒樋写真

横樋は水の流れに従って、屋根の勾配を考慮しながら傾斜を調節します。

 

雨樋交換工事の費用概算、相場

雨樋の架け替え工事のみをやることは、屋根工事とともにやることが多く単独での実施が少ないですが、単独で費用を計算してみます。家の条件は下記の図のような具体的な屋根を考えその足場からの費用を積算してみます。

雨樋概算例1: 平屋の場合

屋根面積76㎡の屋根例

平屋屋根の雨樋設置図

屋根面積:76㎡、切妻の平屋の家です。ここでは雨樋は、上の図のように軒先2箇所にそれぞれ9,100mmの軒樋、2,500mmの縦樋2本をそれぞれ設置、施工する費用を計算します。平屋の家なので足場は不要です。梯子でできます。

古い雨樋の撤去と廃材処理を含めた費用は下のようです。

費用項目金額・費用単価数量単位備考
税抜き工事計¥ 72,100 -
内訳:
既存雨樋撤去費¥11,600¥50023.2
廃材処理費用¥5,000一式
軒樋施工費用¥45,500¥2,50018.2材料費+工事費
縦樋施工費用¥10,000¥2,0005.0材料費+工事費
屋根工事の小計¥ 72,100

同じ屋根で二階建てと平屋で費用の違い

これが二階建てで足場が必要となると、金額は跳ね上がります。二階建てにします。

二階建てに変更後

このとき足場の面積は?

足場の設置平面図

高さが約6mですので、東西南北4方向の足場の全面積は; 114㎡です。足場の単価は、¥800/㎡を使いますので、費用は、¥91,200がプラスされます。

雨樋自身の費用を加えると; 雨樋の施工費用¥163、300ーで足場の方がこの場合高いです。

この屋根はケラバの部分には雨樋を設置しないので、軒先部分2箇所です。雨樋をかけない部分には本来足場はいらないのですが、足場全体を支えるのに必要な場合もあります。ここは交渉できると思います。屋根の工事、葺き替えをする場合はここも必要になると思います。雨樋単独の工事はなんとも悩ましい工事になるとお考えください。・・・もし部分修理が梯子でできる場合は、とりあえず部分修理ですますのが得策と考えます。

シンプルな屋根での費用概算でしたが、屋根が寄棟などより複雑になると、軒先ぐるっと雨樋の交換になるので更に金額が高くなります。

 

雨樋の役割と屋根との位置関係

雨樋の位置図

雨樋と屋根;軒先の位置関係は、図のようになっていて、軒先は雨樋の中心程度(この位置は屋根の勾配、雨樋の大きさなど計算できます)に施工します。塩ビ製の直径60mmの丸樋で、連続雨量50mm/時間程度であれば問題なく雨水を縦樋に導けます。きちんとマニュアルの通りに施工できれば途中の軒樋から水があふれることはないと思います。1時間雨量50mmとは気象庁の規定では激しい雨に分類され「バケツを引くり返した」ような雨となっています。60mm、70mmとなるとそれは災害レベルの大雨になってきます。

参考:

雨の量:1時間に降る降雨量が、50mmだと気象庁の雨の強さと降り方によると激しい雨で「バケツをひっくり返したような」雨量となっています。私が簡易的にトタン屋根に降る雨音を録音したものを聞いてもらうと;

60mmの激しい雨の音;トタン屋根での再現(音のみでのイメージ)

参考:

軒先唐草:

図に小さく書いてあるのですが、軒先から雨樋に導く板があります。大きく示すと;

軒先部分拡大軒先についた金具の先が返しがあるということです。形はいろいろありますが右が実物で軒先に施工する唐草板金、軒先唐草と言われる部品です。ここのちょっと折り曲げたところがミソで、雨の回り込みを防ぎ、屋根の裏側に雨水が回り込まないようにするものです。殆どのスレート屋根、ガルバリウム鋼板などの金属屋根、アスファルトシングル屋根、トタン屋根にこの軒先唐草がついています。瓦だけは、軒先に施工する瓦は本体の瓦とは違った形をしていてこれに類する機能があります。

二階の雨樋の一部が破損してしまった。雨樋全体を交換する?

二階の雨樋が破損してしまった、ジョイント部分が外れてしまった。ちょっとした修理ですが、自分では危なくて修理が困難です。足場を立てて修理するのか?大きな下屋(1階の屋根)やベランダ、他障害が無ければすなおに梯子で修理が可能です。でも何かしらの障害物があったら梯子ではちょっと無理な場合もあります。その時は雨樋を修理するのより足場の費用が高い場合もあるということです。

屋根の勾配がそれほど急ではなく、下屋に梯子を設置できればその下屋から梯子ということは可能な場合もあり得ます。高さがある二階の雨樋は風にも晒されやすく壊れやすい。ちょっと大変です。

 

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